イソトレチノイン|浅草駅前まつだ皮膚科|台東区浅草の皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科なら浅草駅前まつだ皮膚科|土日診療

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イソトレチノイン

イソトレチノイン|浅草駅前まつだ皮膚科|台東区浅草の皮膚科、美容皮膚科、小児皮膚科なら浅草駅前まつだ皮膚科|土日診療

イソトレチノインとは

にきびの根本原因にアプローチでき、再発を防ぐ力が強い薬です。

イソトレチノイン

ビタミンA(レチノール)の誘導体で、もとはにきびの治療薬ですが、「皮脂腺の働きを抑えて皮脂分泌を大幅に減らす」「毛穴の詰まりを防ぐ」「炎症を抑える」といった作用があることから、にきび治療と予防、皮脂や毛穴、黒ずみ、酒さや赤ら顔、脂腺増殖症など様々な症状の治療に用いることができます。
普通の治療では、治療を止めるとニキビがすぐ再発しますが、イソトレチノインだけはニキビが再発しない状態を目指せる治療です。
副作用や使用上の注意がある薬剤であり医師の診察や検査を受けながら使用することが必須です。
重症のニキビに対して最も有効な薬剤で、とても重要な薬です。重症のにきびや上記の症状でお困りの方は当院で気軽にご相談ください。

こんな方におすすめ

  • 重度のニキビで悩んでいる方
  • 皮脂分泌が非常に多い方
  • ニキビ跡をこれ以上増やしたくない方
  • 毛穴を改善させたい方
  • 酒さを改善したい方
  • 脂腺増殖症でお困りの方

メリットは?

  • 皮脂分泌を根本から抑えられる
  • 抗生物質や塗り薬で治らなかった重度のニキビでも改善が期待できる
  • 服用を終えた後も皮脂分泌が少なくなり、長期的にニキビができにくい体質になることがある
  • クレーターや色素沈着が新しくできるのを防ぐ効果が期待できる
  • 外用薬ではカバーしにくい部位のニキビにも有効

イソトレチノインの症例

症例1 赤み治療
症例2 鼻の毛穴・黒ずみ治療
症例3 顔の赤み、毛穴治療
症例4 にきび跡と顔の赤み
症例5 顔の赤み、毛穴治療
症例6 クレーター・毛穴治療、肌質改善
症例7 赤み、クレーター治療
症例8 赤み・にきび跡治療

副作用

  • 乾燥症状
    服用開始から1〜2週間ほどで乾燥が出始めます。乾燥が強く出る場合、イソトレチノインの内服をペースダウンすることもあります。
  • 一時的なニキビの悪化
    服用開始から1〜4週間以内に初期悪化が見られることがありますが、通常は1〜2か月以内に自然に落ち着き、以降は改善が進むことが多いです。
  • 肝機能障害、脂質異常
    稀ですが重要な副作用なので、定期的に採血検査を行う必要があります。
  • 精神障害
    うつ症状・不安・イライラ・希死念慮など、心の状態に関わる症状が一部の人に報告されています。
  • 関節痛、筋肉痛
  • 赤み、アレルギー症状、嘔気など

注意点

  • 妊娠・授乳中は使用しないようにしてください(催奇形性の可能性があるため)
  • 大豆アレルギーの方は内服を控えることを推奨しています
  • 女性は内服中と飲み終えてから1か月間は避妊が必須となります
  • 乾燥症状にはリップクリームや保湿剤などで対策をします
  • 気分の落ち込みなど、精神的な変化が出ることがあるので、違和感を感じたらすぐ医師に相談してください
  • 肝臓への負担が大きくなるため、アルコールは控えめにしてください
  • 薬が体内に残っている間に輸血すると、相手が妊娠中の場合に危険が及ぶため、献血は行かないでください
  • ビブラマイシンなどのテトラサイクリン系抗生剤との併用は、頭痛や吐き気を引き起こす可能性があるため避けてください
  • 成長に影響を与える可能性があるため未成年者が内服する場合は診察中にしっかりと相談をしましょう
  • 定期的な採血検査が必要です

イソトレチノインの費用

海外では重症のにきび(ざ瘡)に対して広く使われていますが日本では現在未承認のため保険適応外となります。
1日20mg1錠(夕食後内服)の量で開始し、症状や体重に応じて増減します。
通常量以外の内服方法の場合もあるので医師の指示に従って内服をしてください。
6~12か月内服を継続するのが一般的ですが、病状に応じて個人差があります。

一定期間(体重1kgあたり120~140mg程度。体重50kgの場合10か月程度が目安)内服を続けることで毛穴の詰まりや皮脂分泌が起こりにくい肌質になり、多くの方が治療前よりもにきびができにくい状態を維持することができます。

項目 料金(税込み)
イソトレチノイン20mg 30日分 15,400円
イソトレチノイン20mg 10日分 5,500円

イソトレチノインは国内未承認薬であり、医師の判断の元、メディカルライフ社を介して個人輸入した薬剤を用いています。現在のところ同様の国内承認薬はありません。諸外国では承認されているケースがあります。崔奇形性、精神疾患の副作用も報告されています。